2025年12月11日(木)、小倉聴覚特別支援学校での講演会に鎌田選手が参加しました。

■小倉聴覚特別支援学校での授業の様子 

本講演会は、将来を見据えた学びや交流を目的として企画され、小学部高学年および中学部の生徒、約15名が参加しました。学生時代から社会生活に至るまでの自身の経験をお話ししました。また、聴覚障がいとの向き合い方や社会に出てからのコミュニケーションの工夫、職場や日常生活での関わり方について、具体的なエピソードを交えながらお話ししました。さらに、先月開催されたデフリンピックについても触れ、大会の概要や意義、競技に取り組む魅力について説明しました。


講演後は、バドミントンを通じた交流会および部活動指導を行いました。はじめにアイスブレイクとして、ラケットを使ったシャトルリレーを行い、会場は自然と笑顔と歓声に包まれました。続いて、実際にシャトルを打つ体験やダブルス形式のミニゲームを行いました。体育科の先生やバドミントン部に所属している生徒とのダブルスでは、白熱したラリーが続き、参加者全員が一体となって盛り上がる時間となりました。
競技経験の有無に関わらず、楽しみながら体を動かし、スポーツを通じたコミュニケーションの大切さを実感できる交流会となりました。

最後の質疑応答では多くの質問が寄せられ、生徒たちの高い関心と前向きな姿勢が感じられ、非常に充実した時間となりました。

■講演会を終えて

鎌田選手よりコメントをいただきました。

鎌田選手:
ろう学校では手話という言語があるため、伝わる&分かる学習環境にいられることが特徴の一つだと思います。でも社会に出たら手話を使う人は少数に、グループワークなどコミュニケーションの壁に直面する経験が増えるといった”心の準備”を生徒さんたちに気づいてほしいという先生方の想いを伺っていました。社会での関わり方で工夫できるところはたくさんあると思うので、私の経験談が少しでも参考になれば嬉しいなと思います。
日本代表を目指してバドミントンを頑張っている子、地域のジュニアチームに入る予定で今から頑張ろうとしている子、参加してくれた子どもたちの瞳の輝きに、すごくパワーをもらいました。私も聴覚に障がいをもつ子どもたちのロールモデルになれるように、より励みたいと思いました。