2025年6月19日(木) 東京都府中市立府中第十小学校で行われたデフバドミントン体験授業に矢ケ部選手・鎌田選手が参加しました。

■体験授業の様子

矢ケ部選手・鎌田選手含めたデフバドミントン日本代表選手4名は、小学校4年生4クラスを対象に自己紹介後、デフスポーツやデフリンピックについての講演を行いました。
競技ルールや競技の種類についても説明し、11月に東京で行われるデフリンピックに向けた普及啓発活動を行いました。

自己紹介を行う矢ケ部選手と鎌田選手

講演後、矢ケ部選手と鎌田選手でのデモンストレーションが行われました。

児童たちは真剣な眼差しで二人のラリーを見つめていました

デモンストレーションの最後には、混合ダブルスのゲーム形式で試合を披露し、日本代表選手の鋭いスマッシュに、児童たちは歓声をあげながら手話で大きな拍手を送っていました。


デモンストレーション後には、選手1名・児童2名のペアによるミニラリーの競技体験が行われました。コート4面を使い、選手と直接ふれあえる貴重な機会となりました。

ミニラリーの競技体験の様子

競技体験の最後には、希望した児童を対象に日本代表選手のスマッシュ体験も行われました。迫力のあるスマッシュに、児童たちは歓声を上げながら楽しんでいました。

最後に、選手の皆さんから児童たちへ向けてメッセージが贈られ、記念撮影をして体験授業は終了いたしました。

休み時間にも大人気のデフバドミントン日本代表選手の皆さん
児童たちは覚えた手話や指文字を使いながら、矢ケ部選手や鎌田選手との会話を楽しんでいました


▼矢ケ部選手・鎌田選手のコメント

矢ケ部選手:
去年に引き続き、今年も府中市の小学生とバドミントンをすることができ、とても有意義な時間でした。
手話を知っている子供たちが多く、積極的に手話を使ってコミュニケーションをとってくれたのが印象に残っています!
この事業をきっかけにデフリンピックの認知度が上がると嬉しいなと思います。

鎌田選手:
小学校での講演は初めてだったので緊張していましたが、明るくて元気なリアクションがたくさんあって逆にパワーをもらいました。
手話も楽しそうに使ってくれました!実際に関わりあうことでデフバドミントンの特徴について少しでも知ってもらえたら嬉しいなと思います。