2025年7月1日(火)9:35~12:20、渋谷区立臨川小学校にて「交流教室 デフリンピアンがやってきた!」が行われ、岡田選手が参加しました。

■「交流教室 デフリンピアンがやってきた」とは
NHK厚生文化事業団(NHK HEARTS)、NHK、東京都障害者スポーツ協会による福祉・教育イベントです。これまで、パラリンピアンや障害者スポーツ選手が全国の小学校や特別支援学校を訪問し、競技体験や講演を通して障害理解や共生社会の大切さを伝えることを目的として行ってきました。

今回、イベントでは初めてのデフスポーツ・デフサッカーのプログラムが実施され、デフスポーツの魅力を伝えるとともにデフリンピックへの関心を高め、障害への理解を深めることも目的に開催されました。
講演パートには小学3年生から6年生が参加し、実技体験パートでは小学4年生が参加しました。

講演会の様子
講演パート

岡田選手を含むデフサッカー日本代表選手4名は、小学3年生から6年生を対象に自己紹介を行い、デフサッカーの特徴や試合中にどのようにコミュニケーションをとっているのかを紹介しました。
また、デフリンピックについても開催競技をジェスチャーで答えるクイズ形式で楽しく説明しました。

自己紹介を行う岡田選手

その後手話講座が行われ、4選手それぞれが一つずつ手話を紹介しました。4つの手話の中でも「トイレ」の手話が一番盛り上がっていました。

続いて紹介されたのは、日本の手話をベースに創られた応援「サインエール」です。「GO!(行け!)」を意味するサインエールを児童たちと一緒に練習しました。


次に、代表して6年生の児童12名が参加し伝言ゲームが行われました。声を使わず、表情とジェスチャーだけで伝えなければいけない状況に、子どもたちは真剣に取り組んでいました。

講演の締めくくりには、選手たちによるデモンストレーションが行われ、華麗な足さばきに会場からは大きな拍手が送られました。

教室に戻る児童たちを見送る日本代表選手たち

 

講演パート

実技体験は、4年生のクラスごとに実施されました。

最初に準備運動とウォーミングアップを行い、選手たちと一緒に体を動かしながら、和やかな雰囲気の中で体験が始まりました。

ランニングの途中、選手が旗を上げたら、同じポーズをまねするウォーミングアップ

続いて児童たちは4チームに分かれて、日本代表選手とのミニ試合に挑戦しました。
選手のプレーに驚きながらも、児童たちが積極的にボールを追いかける姿が印象的でした。

子どもたちにも真剣にプレーで応える岡田選手

最後は全員で記念撮影をして当講演会は終了いたしました。

講演会を終えて

いつもデフサッカー競技への応援、誠にありがとうございます。
今回は渋谷区立臨川小学校へNHKの撮影も兼ねた講演を実施させて頂きました。
子ども達のエネルギッシュな活動に終始楽しませて頂きながら最後給食までご一緒させて頂きました。
小学生ぶりのアルミの皿に載せられた食べ物に懐かしさを感じました(笑)
渋谷区立臨川小学校のみなさま、ありがとうございました!

引き続き岡田選手の応援のほど、よろしくお願いします!