2025年1月17日(金) 神奈川県横浜市立西柴中学校行われた福祉学習での講演会に岡田選手が参加しました。
■横浜市立西柴中学校での授業の様子
岡田選手は、中学3年生95名を対象に自己紹介後、4つのテーマについての講演を行いました。
一つ目のテーマ「障がい者」では、障害も一つの個性であり、一人一人の当たり前の基準は異なるという事を受け入れることが大切だと生徒たちに伝えました。
二つ目のテーマ「聴覚障がい者」では、聴覚障がいの種類についてや実際に聴覚障がいの人が周りにいた際にどういった行動をとれるかというデモンストレーションを行いました。

一番前にいる岡田選手は、「礼」の声が聞こえないため後ろの「礼」に気づいていません。

並ぶ順番を入れ替えたことで音ではなく、目の前の人の動きを見て「礼」ができるように。日常のちょっとした工夫で解決できることもあります。
三つ目のテーマ「デフサッカー」では、生徒たちに質問をしながら通常のサッカーとの違いについて説明いたしました。
四つ目のテーマ「デフリンピック」では、デフリンピックの認知度向上のためデフリンピックの競技やロゴの意味について説明いたしました。また、デフリンピックの手話を含めた5つの簡単な手話について実際に手を動かしながら学びました。
講演後は、事前に生徒さんからいただいた質問を基に西芝中学校の先生とともにトークセッションを行いました。
日常生活で不自由に感じることや飲食店でのオーダー方法についてなど様々な質問があがりました。
最後に、岡田選手から生徒の皆さんへ一言メッセージをお伝えし、講演会は終了いたしました。

講演会終了後も、生徒さんたちからサインを求められていた岡田選手。
■岡田選手のコメント
講演会を終えて
いつも競技のご支援ありがとうございます。
自身の怪我も治り、自分が所属するチームメートの縁もあり今回中学校で講演させて頂く事が出来ました。
今回はデフサッカーについてだけでなく福祉という部分についても触れながらお話をし、明るい生徒たちに助けられながら楽しく終える事が出来ました。
横浜市立西柴中学校の皆様、ありがとうございました!
引き続き岡田選手の応援のほど、よろしくお願いします!